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ベオウルフ

カムバック実写

ベオウルフ/呪われし勇者 劇場版 [DVD]
残酷描写:ままあり
性的描写:ちょい
子供に見せられる度:小学校高学年以上
製作費$150,000,000
北米興行収入$82,280,579
全世界合計収入$196,393,745
公開年2007
※IMDB調べ

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バックトゥザフューチャーやフォレストガンプなど、発表する作品のすべてが傑作の10割打者である、ロバートゼメキス監督。彼の新作が発表されるたびに心躍ったものです。が、そんな彼がポーラーエクスプレスの次の作品もフルCGアニメだと知ったときは反応に困ったものです。え…まだそっち方面やるの?みたいな。
しかし本作は前作と違って子供でも観れるファンタジーではない、グロありクリーチャーありの完全娯楽作!これは超期待!しすぎたのがまずかったかな。。。

ポーラーエクスプレスで際立っていた不気味の谷は本作ではだいぶ落ち着いています。中世の衣装がいい感じに現実の人間から遠ざけてくれて谷に落ちる前に食い止められたのかな。アンソニーホプキンス等よく知った俳優がフルCG化されてますけど不思議なくらいにちゃんとCGアニメとして認識出来ました。不気味の谷の謎解明に役立つ貴重な作品です。

しかし、どうも本作は派手さに欠けるというか…。カメラワークがかなり落ち着いていて、フルCG作品じゃないと出来ないような動きはほとんどしてくれません。ポーラーエクスプレスではその特性を最大限に生かしたありえないカメラワークしまくりだったのにこの差はなんなんでしょう。ちょっと目指してるものが違うのかもしれません。

登場人物たちはみなどこかに欠点があり、英雄である主人公ベオウルフでさえ見栄もはるし間違いもおかします。その間違いこそが本作のメインプロットであるのは重々分かっています。しかし正直私としてはそこまで現実的な人間性を描くことは求めていなくて、面白ければリアリティなんぞどうでもいいやって感じのエンターテイメントを期待していました。手に汗握るようなアクションの連続の冒険活劇をフルCGで見たかったのです。ちょっと期待値が高過ぎたんでしょうね。私には本作のアクションは量も質もひたすら物足りなく感じてしまったのです。

変な話、もしかして本作はまったく同じ脚本・俳優陣で普通に実写で作ったほうが面白かったんじゃないかと思います。まだ世間がリアルCG映画に慣れていないのか、興行も微妙だったことだし、どうか監督フルCG作品には見切りをつけて実写作品の新作を!と願うことしか出来ないのでした。

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カテゴリ:映画ーは~ほ
タグ:個人的評価:☆3個 オススメ度:☆3個 ロバートゼメキス
個人的評価:☆☆☆
オススメ度:☆☆☆
残酷描写:ままあり
性的描写:ちょい
子供に見せられる度:小学校高学年以上





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テーマ : 映画
ジャンル : 映画

tag : 個人的評価:☆3個オススメ度:☆3個ロバートゼメキス

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